松山市の整骨院・接骨院ガイド:健康保険の適用と注意点
松山市で整骨院・接骨院の選び方に困っているあなたへ。健康保険の適用範囲と、受診時の注意点を押さえて、安心の治療を受けましょう。
・目次
整骨院・接骨院とは 1-1. 整骨院・接骨院の役割とは? 1-2. 柔道整復師とは?
健康保険の適用範囲 2-1. 保険が適用される治療 2-2. 保険が適用されない治療
施術を受ける際の注意点 3-1. 正しい受診方法 3-2. 不適切な受診を避ける
保険の手続きと流れ 4-1. 施術から支払い完了まで 4-2. 療養費支給申請書の取り扱い
はり・きゅう・マッサージの場合 5-1. 保険適用の対象となる施術 5-2. 自費での施術内容
まとめ 6-1. 保険を賢く利用するために 主な整骨院の施術の流れ
1. 整骨院・接骨院とは
整骨院と接骨院は、急性の外傷性の骨折・脱臼・打撲・捻挫・挫傷などの損傷に対して、整復や固定をすることで患部の自然治癒力を高める施設です。これらの施設は、柔道整復師が開業したもので、法令上で使用が許可されている名称は「接骨院」ですが、行政上の判断で「整骨院」という名称も許可されることが多くなっています
1-1. 整骨院・接骨院の役割とは?
整骨院・接骨院の役割は、怪我の治療に特化しています。ここでは、骨折や脱臼などの怪我に対して、正しい位置に戻す「整復」、患部を固定する「固定」、治癒を促進する「後療法」などの施術が行われます。これらの施術は、患者の自然治癒力を最大限に引き出すことを目的としています
1-2. 柔道整復師とは?
柔道整復師は、骨や関節、筋や腱、靭帯などに発生する骨折や脱臼、打撲、捻挫、挫傷などを治療する専門家です。病院と異なり投薬や手術は行わず、湿布や包帯、テーピングのみで施術を行います。柔道整復師の治療は「医療類似行為」といわれており、医師の医療行為と同じ施術を行うことが可能です。ただし、骨折や脱臼の治療については、応急処置以外では治療の際に医師の同意が必要とされています
2. 健康保険の適用範囲
健康保険は、私たちが病気やケガをした際に医療費の負担を軽減するための大切な制度です。しかし、すべての治療が健康保険の対象となるわけではありません。特に整骨院や接骨院で受ける治療には、保険が適用されるものとされないものがあります。この記事では、健康保険の適用範囲について詳しく解説します。
2-1. 保険が適用される治療
健康保険が適用される治療は、主に急性の外傷性の損傷に対するものです。これには、骨折、脱臼、打撲、捻挫、挫傷(肉離れ)などが含まれます。これらの治療には、「整復」(折れた骨や外れた関節を正しい位置に戻す)、「固定」(包帯やバンテージ、ギプス、シーネなどで患部を固定する)、そして「後療法」(超音波、電気、手技施術などによって患部の血行を促進し、組織の修復力を高める)が含まれます
2-2. 保険が適用されない治療
一方で、健康保険が適用されない治療もあります。これには、美容整形手術、正常な妊娠・分娩に関する定期健診や出産費用、予防注射、健康診断、結核診断、人間ドックなどが含まれます。また、日常生活で生じる肩こりや腰痛などに対する整骨院での施術、はり・きゅう、マッサージなども保険適用外となることが多いです。
3. 施術を受ける際の注意点
3-1. 正しい受診方法
整骨院での施術を受ける際には、以下の点に注意してください:
負傷の原因を正確に伝える: 治療を受ける際には、負傷の日付、原因、症状を正確に整骨院のスタッフに伝えることが重要です。これにより、施術者は適切な治療計画を立てることができます。
療養費支給申請書に正しく記入する: 療養費支給申請書は、治療費の一部を保険から支給してもらうために必要な書類です。この書類には正確な情報を記入し、自分で署名することが必要です。
領収書を保管する: 施術後には必ず領収書を受け取り、保管しておくことが大切です。これは、医療費控除の対象となる可能性があるためです。
3-2. 不適切な受診を避ける
不適切な受診は、保険適用の範囲外となる可能性があるため、以下のような行為は避けるべきです:
重複受診を避ける: 同じ負傷部位に対して複数の施設で施術を受けることは、保険適用外となる可能性があります。また、不正請求の原因となることもあるため、注意が必要です。
「ついで」の受診を避ける: 他の目的で訪れた際に「ついで」に施術を受けることは、保険適用の対象外となることがあります。
保険者の照会に適切に回答する: 保険者から施術内容に関する照会があった場合は、正確に回答することが重要です。不適切な回答は、保険適用外となる可能性があります。
整骨院での施術を受ける際には、これらの注意点を守ることで、適切な治療を受けることができ、保険適用の範囲内で治療費を抑えることが可能です。不明な点がある場合は、整骨院のスタッフや保険者に相談することをお勧めします。適切な知識を持って、健康な生活を送りましょう。
4. 保険の手続きと流れ
4-1. 施術から支払い完了まで
整骨院や接骨院での施術を受ける際、健康保険を利用することで、治療費の一部を負担することが可能です。以下は、保険適用の施術から支払いが完了するまでの一般的な流れです
健康保険証の提示: 治療を受ける前に、健康保険証を施設に提出します。
療養費支給申請書の記入: 患者さんが療養費支給申請書に必要事項を記入し、サインします。
施術の受け入れ: 施術を受け、治療が行われます。
一部負担金の支払い: 施術後、患者さんは窓口で自己負担分を支払います。通常は治療費の3割が一般的ですが、年齢や所得によっては負担割合が異なる場合があります。
領収書と施術明細書の受け取り: 支払い後、領収書と施術明細書を受け取ります。これらは後で保険者への申請に必要となる場合があります。
4-2. 療養費支給申請書の取り扱い
療養費支給申請書は、保険を利用して治療を受けた際に、保険者に対して治療費の一部を請求するために必要な書類です。この申請書には、治療を受けた日付、施術内容、施術費用などが記載されており、患者さんのサインが必要となります。
療養費は原則として、患者さんが全額を支払った後に保険者へ請求し、支給を受ける「償還払い」が基本です。しかし、柔道整復師による施術に関しては、「受領委任」という方法が認められており、患者さんが自己負担分を支払った後、施術者が保険者に代わって残りの費用を請求することができます
注意点
保険医療機関で同じ負傷の治療中は、整骨院・接骨院での施術は保険の対象外となります。
保険適用外の施術を受けた場合、全額自己負担となるため、事前に施術内容を確認することが重要です。
整骨院や接骨院での治療を検討している方々が、健康保険の適用とその手続きについて正しく理解し、適切な治療を受けられるように、この情報が役立つことを願っています。不明な点がある場合は、岩佐整骨院に相談することをお勧めします。また、自費での施術を検討する際には、施設や施術者の資格、評判などを事前に確認することが重要です。健康な生活を送るために、適切な知識を持って治療を選択しましょう。
5. はり・きゅう・マッサージの場合
5-1. 保険適用の対象となる施術
はり(鍼)やきゅう(灸)、マッサージは、日本の伝統的な治療法であり、現代でも多くの患者に利用されています。これらの治療は、特定の条件下で健康保険の適用を受けることができます。
はり(鍼) と きゅう(灸) の施術は、以下の条件を満たす場合に健康保険が適用されます
神経痛、リウマチ、五十肩、頸腕症候群、腰痛症、頚椎捻挫後遺症など、特定の傷病が対象です。
医師がはり・きゅうの施術について同意していることが必要です。これは、医師による適当な治療手段がない場合に限られます。
あん摩・マッサージ の施術は、筋麻痺や関節拘縮などの症状が認められ、医師が施術の必要性に同意している場合に限り、健康保険が適用されます。
5-2. 自費での施術内容
保険適用外の施術、つまり自費で行われる施術は、慢性的な痛みや疲れ、美容目的の施術、予防的な施術などが含まれます。これらの施術は、保険適用の範囲外であるため、全額自己負担となります。
自費での施術内容は、以下のようなものがあります
美容鍼や小児鍼など、特定の目的に特化した施術。
長期間にわたる治療や、定期的なメンテナンスを目的とした施術。
リラクゼーションやストレス解消を目的としたマッサージ。
自費での施術の費用は、施設や施術内容によって異なりますが、一般的には約4,500円から10,000円程度が相場となっています。
注意点
健康保険を利用する際には、以下の点に注意が必要です:
保険適用の施術を受ける前に、必ず医師の同意を得ること。
施術を受ける際には、施術内容や費用について明確に説明を受け、理解すること。
施術後には領収書を受け取り、必要に応じて医療費控除の対象とすること。
6. まとめ
6-1. 保険を賢く利用するために
健康保険を利用する際は、適用範囲を正しく理解し、不適切な請求を避けることが大切です。適切な手続きを行い、適正な医療を受けましょう。
難しい言葉が出て来て、理解しづらい箇所もあったと思います。
整骨院だからと思って行くと、帰りに高額の回数券を買わされたなど、数々の不安が私の耳にも入ってきます。整骨院にいってみたいけど、不安な方は是非岩佐整骨院にご相談下さい。
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